変形性膝関節症に対するオドラ装具は、大腿骨脛骨内側区域の変形性膝関節症に対する対症療法として開発されたものです。
形態学的特徴
装具士は、患者さんの下肢にぴったりとフィットするように、オーバーモールドまたはデジタルスキャン装置を使って膝装具を作製します。
特許を取得したユニークな作用機序
プロテックスが開発し、世界各国で特許を取得しているOdra装具は、上肢と下肢の骨の隙間を維持することにより、膝の可動性を向上させます。軟骨がない場合、骨と骨がこすれ合うことで発生する痛みを軽減することができます。
オドラ装具は、その名の通り、DistractionとRotationを利用して関節炎を緩和する装具です。
内反捻転立脚相で脚を伸ばすと、内側ヒンジが装具を伸長させ、大腿骨と脛骨の間にディストラクションを発生させます。この伸長効果により、膝の疼痛部位への圧迫が軽減されます。
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