Artus CMV RGQ MDx Kitは体外診断用です。
特徴
159 IU/mlという低い定量結果
広い直線範囲での正確な定量
CMVの第一WHO国際標準を使用した標準化
CMV MIE遺伝子の標的領域の直接検出
製品詳細
Artus CMV RGQ MDx Kitは、CMV DNAの低~中スループット検査用に最適化された唯一のFDA承認PCRベースアッセイであり、抗CMV療法を受けている固形臓器移植患者の管理補助としての使用を目的としています。
原理
Artus CMV RGQ MDx Kit は、Rotor-Gene Q MDx 装置で PCR を用いて CMV DNA を検出・定量するための、すぐに使用できるシステムです。Artus CMV RGQ MDx Kitに含まれるCMV RG Masterには、CMVゲノム内のCMV Major Immediate Early Gene (MIE) DNAの105 bp領域を特異的に増幅するための試薬と酵素が含まれています。蛍光色素と結合したオリゴヌクレオチドプローブは、増幅されたPCR産物に特異的に結合し、Rotor-Gene Q MDx装置によるCMV DNAの直接検出を可能にします。さらに、artus CMV RGQ MDx Kitには、PCRにおける阻害の可能性を同定するための内部コントロールとして、第二の異種増幅システムが含まれています。
手順
CMVのDNA量を測定するartus CMV RGQ MDxワークフローソリューションは、DNA抽出用のEZ1 DSP Virus System(EZ1 DSP Virus KitおよびEZ1 Advanced装置)と、CMV DNA増幅および定量用のRotor-Gene Q MDx装置で構成されています。このシステムにより、EDTA血漿中のCMV DNA濃度を高感度かつ特異的に測定することができます。
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