”アクティブな車いす生活者”のウェルビーイングを追求した、日常を旅するクルマイスをモルテンと共同開発。
障がいがあっても多くの介助を必要とせず、アクティブに活動する人向けに、医療・福祉機器メーカーのモルテンとクルマイス「Wheeliy (ウィーリィ)」を共同開発。quantumはコンセプト設計からユーザーリサーチ、仮説検証、デザイン、量産設計支援まで、全面的に担当しました。
2019年のローンチ以降、多くの反響をいただいているほか、reddotやiFといった国際的なデザインアワードでも高い評価を獲得しています。
”アクティブな車いす生活者”のウェルビーイングをさらに深く追求し、Wheeliyに電動アシスト機能を追加したパワードライブモデルが、「Wheeliy Power Drive」です。
Wheeliyは、社会の中での分断のない移動を目指した、アクティブユーザー向け車いすです。
車いすを、自身のプロダクト性能だけで完結するものではなく、他者のサポートも含めた移動手段と再定義し、開発を行いました。
車体に入れたカラーガイドにより、どこを持てば安定的に持ち上げることが出来るのか、どこを引き上げると畳めるのかなど、車いすに不慣れな人でも直感的な操作が可能で、周りがサポートしやすいデザインです。
Wheeliy Power Driveは、Wheeliyに電動アシスト機能を追加したモデルで、進みにくい道や登り坂で必要に応じてパワードライブモードに切り替えることで、より遠くへの外出をサポートします。
電動アシストの他にも移動の負担を解消するための様々なアタッチメントを用意し、車いす生活者の外に出て行きたいという想いを包括的に支援します。
パワードライブ :
アシストモードとクルーズモードを瞬時に切り替えることができ、残存機能を維持しながらも、必要な時だけアシストを受けることが出来ます。