リダ®クイック ノロウイルス検査は、便検体中のジェノグループ1(GG I)およびジェノグループ2(GG II)ノロウイルスを迅速に判定する定性的イムノクロマト検査法です。胃腸炎の診断補助や、ノロウイルスによる胃腸炎が疑われる症状の小児および成人の便サンプルの分析に使用されます。
一般的な情報
ノロウイルスは一本鎖のRNAウイルスで、世界中でノロウイルス性胃腸炎を引き起こしています。
ノロウイルスは、老人ホームや病院などの共同施設での集団発生や散発的な胃腸炎症例に頻繁に関与しています。さらに、細菌が原因でない胃腸炎のほとんどは、この病原体が原因となっています。
ノロウイルス感染症は、深刻な人手不足と不必要な抗生物質治療の原因となり、公衆衛生に大きな影響を与えることが知られています。迅速診断検査は、医療従事者が発生した感染症を迅速に特定し、患者管理を改善するのに役立ちます。
リダ・クイック・ノロウイルスは、ノロウイルスの迅速な検出が可能です。
ノロウイルス特異的な抗体の精巧な構成により、信頼性の高い検出が可能です。
ノロウイルスのジェノタイプI(G1)およびII(G2)の両方の抗原を測定できる品質が実証されています(1,2)。
低濃度および不定期のサンプルスループットに対応した個別測定により、迅速な感染対策が可能です。
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