リダスクリーン®GLMモニタリングは、ヒト血清および血漿中のゴリムマブ(GLM、シンポニー®)の定量を目的とした酵素結合免疫測定法です。
一般的な情報
ゴリムマブ(GLM)はヒト型モノクローナル抗体で、ヒトTNFαの可溶性および膜貫通型の両方に結合し、安定した高親和性複合体を形成することにより、TNFαとその受容体との結合を阻害することができます。ゴリムマブは、関節リウマチ(RA)、関節症性乾癬、強直性脊椎炎、潰瘍性大腸炎など、TNFαが重要な役割を果たす様々な慢性免疫疾患に対する治療薬として承認されています。最近のTDMのデータでは、RA3およびUC4患者において、GLMのトラフ血清濃度と臨床転帰の間に正の相関があることが示されています。したがって、TDMは治療を最適化するために非常に有用であると考えられます。
リダスクリーン® GLMモニタリングは、KU Leuvenで分離・特性解析された高特異性モノクローナル抗体(MA-GOM171D8)を使用しています。ゴリムマブのみを検出し、他の抗TNF薬(インフリキシマブ、アダリムマブなど)は測定に影響を与えません。
主な特徴
KU LeuvenのELISAテストのCEマーク付きバージョン
高い特異性を有する抗体
すぐに使える試薬
ダイネックスDSX® などの自動ELISA装置での使用が検証済み
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