レッチェの電磁式ふるい振とう機は研究開発の現場や原料・仕掛品・製品の品質管理だけでなく、生産工程のモニタリングにも使用されています。マイクロプロセッサーによって振とう運動を制御しているので、負荷や電 圧が変わっても自動調整し効率的なふるい分けを行うことが出来ます。
運転条件の組み合わせを 99 件まで登録できるので、ルーチンの分級作業が簡単になります。「ふるい底面の加速度設定」によって、AS200 コントロールは、世界中どこでも比較可能で再現性のある分級結果が出ます。
また、校正が可能なので、複数台の AS200 コントロールをお使いいただいても同じ分級結果が再現できます。そのため ISO9000ff 等の国際規格に準拠した試料モニタリングに最適です。振とう運動はマイクロプロセッサーによって管理・制御されているので、突然の電圧変動に際しても極めて安定しています。
精度&効率
乾式と湿式両方に対応
短時間で効率の良いふるい分け
効果的な電磁式の振とう
縦、横、ねじれの三次元効果の分級で、試料がメッシュの全面を移行しながら均等に振とう。
ふるい底面の加速度”g”を設定することで、世界中どこでも比較可能な分級結果
時間、振幅、加速度、インターバルをデジタル設定できます。
ふるい振とう機AS 200コントロール
安全・簡単操作
電磁式ふるい振とう機AS200シリーズは、研究開発、原料・中間材・最終製品の品質管理、製品検査部門等で使われます。 振幅調整が可能な電磁式駆動を採用しているので、様々な種類の試料の分級に対応します。短い時間でも、しっかりとふるい分けを行う事ができます。AS 200 コントロールは、運転条件をすべてデジタル設定でき、その条件を99件登録できます。また、校正証明書が標準で付属します。より高い再現性と操作性をお求めの実験に最適のモデルです。ISO9001のガイドラインに対応したモデルです。
ふるい振とう機AS 200コントロール
電磁式ふるい振とう機を使用した湿式分級
試験ふるいを使ったふるい分けは広く知られており、多くは乾式で使われているのが一般的です。しかし、ふるい補助材(ビーズやキューブ)を使っても上手くふるい分けが出来ない場合、試料が懸濁液で、乾燥させる事ができない場合、又は 45μ m 以下の微粉末で、試料の凝集や試験ふるいへの目詰まりが懸念される場合には、湿式によるふるい分けが有効な手段となります。まず、使用する各試験ふるい+湿式用受け器を積み重ねて、ふるい振とう機にセットにします。次にふるい最上 段に予め懸濁させておいた試料を装入します。頭部のふるいカバーのスプレーノズルからは、水道から引いた水が連続的に噴霧されます。このシャワーと(ふるい振とう機の)振とう力の相互作用により、分級が促進されます。