HyPix-Arc 150°は、単結晶X線構造解析用途向けのユニークな湾曲ハイブリッドフォトンカウンティング(HPC)X線検出器です。HyPix-Arc 150°は、実験室やラボで利用可能な単一ポジションでも広い2θ範囲を持っています。反射プロファイルの歪みが少なく、1回の露出でより多くのデータを収集できます。HyPix-Arc150°は、エッジからエッジまで150度の角度範囲を提供。IUCrガイドラインによると、単一のシータ位置からでもCuKαX線波長の完全な単結晶X線構造解析データを収集するには十分です。高角度データと低角度データは、同じ条件で同時に測定、スケーリングが改善されデータ取得が高速になり線量時間が短縮されます。湾曲した検出器は、結晶から検出器までの距離が短い場合でも、回折線が垂線にできる限りより近いことによりピークの歪みを最小化します。
反射プロファイルの歪みを最小化
より高速なデータ収集
単一ポジションでも広い2θ範囲
高角度データと低角度データは、同じ条件で同時に測定
データ取得が高速になり線量時間が短縮