「片マヒ体験スーツ」は、片マヒ状態の疑似体験を通し、脳血管障害、脳外傷、脳腫瘍などのため生じた、片マヒの状態がどのようなものかを知り、看護や介護にあたる人が、思いやりや気遣いなどを学ぶことを目的に製作されました。
左右どちらの片マヒも体験できます。<袖・装具(足首・ひざ・手首)は左右どちらにでも装着が可能です。>
各装具は片マヒの関節硬直を疑似体験できるように固定したものですが、ゴムベルトの使用により、締める強さを調節できます。(体験時の突発的な事に対処できるよう、少しの余裕を持たせています。)
あらゆる動作の助けになる杖の必要性を実感できます。
靴は、実際のお年寄りや身体の不自由な方のために、考案・開発されたもので、軽く滑りにくいものを採用しています。
バッグ付きでコンパクトに収納でき、持ち運びも保管も簡単です。
スーツ(上着)は洗濯ができ清潔です。
横断歩道での早く横断できないもどかしさと恐怖感
歩行時の杖の必要性
人混みでの恐怖感
階段や段差の昇り降りの困難さ
バス・電車・自動車の乗り降りの困難さと不安
トイレ等での立ち座りの困難さ