HCTS2000 MK2はバーコード(材料分類コード)や臨床検査情報システム(LIS: Laboratory Information System)からの情報を使い、キャップが締まった状態バラの検体チューブを仕分け、登録するよう設計されている画期的なシステムです。また、臨床検査機関や血液検査室での検体受付所要時間(TAT:Turn Around Time)を大幅に短縮することが可能となりました。
性能
適合チューブ:キャップ付で75 - 120mm、φ11 - 19mm
処理能力:2,000本/h
分類オプション : 標準7槽、モジュラー拡張により12、17もしくは22槽に変更可能
分類様式 : オフラインで10種類まで自由編集可能 オンラインでは臨床検査情報システム(LIS)にて決定
オンラインでは臨床検査情報システム(LIS)にて決定
バーコード : 各タイプ30桁まで
検体登録 : 受付所要時間(TAT)短縮対応の臨床検査情報システム(LIS)をご利用ください。
キャップカラー による識別
オプション機能として、検体チューブにカラーキャップを装着することで追加の仕分け基準を設定できます。そして、バーコードで認識された検体とカラーキャップを比較することで最適で綿密な照合となります。このシステムは20色まで識別でき、更にチューブの形状を読み取ることでチューブの種類を特定する機能も備えています。これにより、検体チューブを複雑なスペクトル分析に使用する場合でも、個々のチューブの識別を確実に行います。