Shim-pack XRシリーズカラムは充填粒子径2.2μmを採用し、分離効率と圧力との巧みなバランスを実現しています。充填粒子径5μmの汎用カラム(Shim-pack VP-ODS)と同等の分離能でありながら、分析時間を大幅に短縮します。多くの分析条件下でカラムにかかる圧力は35MPaを超えることはありません。その結果、既存の装置で超高速分析を快適に行うことができる。
特長
シムパックXR-ODSは従来分析からの切り替えが容易です。
右の2つのクロマトグラムは、従来の分析を高速化したものです。下のクロマトグラムは島津Shim-pack VP-ODS汎用カラムを用いた分析結果です。上のクロマトグラムは高速分析カラムShim-pack XR-ODSを用いた分析結果です。Shim-pack VP-ODSとShim-pack XR-ODSの分離能は同じであるため、Shim-pack XRODSは分離能を維持しながら分析時間を大幅に短縮することができます。
Shim-pack XRシリーズの豊富なラインナップ
分析目的に応じて最適なカラムをお選びいただけます。C18基を結合した汎用性の高いShim-pack XR-ODSに加え、ODSとは異なる保持挙動を示すC8基を結合したShim-pack XR-C8、フェニルプロピル基を結合したShim-pack XR-Phenyl、高速化を実現した順相のShim-pack XR-SILシリカカラムなど、Shim-pack XRシリーズは幅広いラインアップを揃えています。
アプリケーション
脂溶性ビタミンの分析
脂溶性ビタミンであるビタミンE(トコフェロール)とビタミンA(レチノール)を分析しました。
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