SFCカラムクロマトグラフィー UC series

ネクセラUC超臨界流体クロマトグラフィーシステムで分析を行う場合、液体クロマトグラフィーと比較して移動相中のサンプルバンドの拡散性が高いため、使用するカラムの種類によって分離挙動が大きく変化します。 シムパックUC-Xシリーズは、様々な固定相に対応できるように設計されており、様々な化合物の分析に適しています。 高速・高性能を実現 シムパックUC-Xシリーズは、高拡散・低粘度液体二酸化炭素の移動相に適した各種固定相を用意しています。 分離性能を損なうことなく、高流速での分析時間の短縮が可能です。また、HPLCでは限界のある分析速度を向上させることができます。 豊富な固定相で多様なニーズに対応 シムパックUC-Xシリーズは、多様な研究開発ニーズに対応するため、8種類の固定相とサイズで設計されています。 高い耐久性と安定した再現性 Shim-pack UC-Xシリーズは、高い不活性度を実現し、分析精度の向上とカラムの耐久性を向上させました。また、均一なシリカ表面と安定した化学修飾により、高い分析再現性を実現しています。 分析例 トコフェロール異性体 分離が困難な異性体や構造類似化合物をネクセラUCとシムパックUCシリーズで高速分析できます。この例では、4種類のトコフェロール異性体をネクセラUCとシムパックUC Silで分析しました。右図に示すように、従来のHPLC法と比較して、分析時間は1/3に短縮され、分離能も向上しています。