近赤外蛍光撮影装置は、血管やリンパ管などに注入したICG(インドシアニングリーン)造影剤に近赤外励起光を照射。その近赤外蛍光を画像化することで、組織表面下の血流やリンパの流れを観察できるシステムである。ICG蛍光イメージングと呼ばれるこの方法は、リンパ管の同定や手術中の血流確認を簡便かつリアルタイムに行うことができる。センチネルリンパ節の迅速な位置確認や組織・臓器の灌流に有用であることが確認されている。
広がる臨床応用
島津製作所のLIGHTVISIONシステムは、手術中のリンパや血流を簡単に可視化することで、これまでにない臨床的価値を提供します。
高精細センサーを搭載したLIGHTVISIONシステムは、詳細な高精細画像を表示し、特にフラップ手術など細い血管の血流確認が必要な手技に威力を発揮します。視野が広いため、腹部のような広い範囲の画像を1画面に表示することができ、腹部フラップや胃管内の血管を通る血流を評価する際に、概要を素早く把握することができる。さらに、蛍光画像の表示色を変更できるため、特にセンチネルリンパ節の同定に役立つ。その結果、臨床
LIGHTVISIONの臨床応用は、さまざまな外科手術に広がっています。
形成外科と再建外科
用途】フラップの血流評価
10倍ズーム機能で視野角が広く、広い視野をとらえることができます、
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