培養上清中の抗体からの修飾糖鎖の自動前処理
安定した性能で分析者間の差異をなくし、安心を提供
島津製作所は、住友ベークライト株式会社と共同で、抗体N型糖鎖分析キットに使用する糖鎖分析用全自動前処理モジュールMUP-3100を開発しました。MUP-3100は、手作業によるサンプル前処理を不要にし、全体的な分析スループットを向上させ、再現性を改善します。
特徴
正確に自動化されたプロトコールがヒューマンエラーを排除
住友ベークライト社製「Auto-EZGlycoTM mAb-N Kit for SHIMADZU」とMUP-3100の組み合わせにより、従来煩雑であった糖鎖標識体の調製を大幅に簡略化することができます。
試料と試薬をセットするだけで前処理を自動化
試料と試薬を装置にセットするだけで、自動的に前処理が行われる
分析者の負担を軽減するだけでなく、夜間や休日の前処理を可能にし、ワークフローを加速します。
消耗品の自動位置確認で安定操作をサポート
サンプルや試薬、消耗品が不足した場合、自動プロトコルは一時停止します。自動運転中も、ピペットチップの着脱やカラムのグリップをセンサーで監視し、誤作動を防止します。
抗体N型糖鎖解析キット "Auto-EZGlycoTM mAb-N Kit for SHIMADZU"
住友ベークライト製 "Auto-EZGlyco mAb-N Kit for SHIMADZU "とMUP-3100の組み合わせにより、従来煩雑であった手順を大幅に効率化し、標識糖鎖の調製を簡便化します。
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