島津製作所の新世代キャピラリ型ガスクロマトグラフ「GC-2025」は、キャピラリ分析に必要な性能はそのままに、消費電力とキャリアガス消費量を削減し、環境負荷を最小限に抑えます。キャリアガスと検出器ガスの両方を制御するデジタルフローコントローラと、小容量で加熱ロスの少ない新設計の省エネ型カラムオーブンを搭載し、オペレーションコストの大幅な改善を実現しました。コンパクトなGC-2025は、環境にやさしく、高い性能を発揮するガスクロマトグラフです。
特長
コンパクトなオールインワン設計
近年、ラボのスペースを有効活用するため、設置面積を小さくした装置の需要が高まっています。GC-2025は、通常のキャピラリー分析に必要なすべての機能を搭載しながら、この要求に応えました。
通常の分析に必要なユニットをコンパクトに凝縮
スプリット/スプリットレスインジェクションユニット(SPL)、炎イオン化検出器(FID)、電子式フローコントローラ(AFC/APC)を標準装備。
市販のキャピラリーカラムに対応したコンパクト設計 コンパクトな装置設計でありながら、小容量のオーブンにより市販のキャピラリーカラム(カラム深さ最大9cm)の形状に対応。
優れた基本性能
高性能キャピラリ型ガスクロマトグラフGC-2010 Plusの設計要素を取り入れ、キャピラリ分析に求められる最高の性能を備えながら省エネルギーを実現し、高精度な分析結果と生産性の向上を実現しました。
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