SALDシリーズのニュースタンダード。広く普及したSALD2000/2100/2200のデータとの連続性・互換性はそのままに、濃度や時間に対する粒度分布の変化(分散・凝集・溶解)を評価するのに便利な新機能を多数搭載しました。粒子濃度範囲は0.1ppm~20%に対応し、最短1秒間隔で200データポイントの連続測定が可能です。
特徴
幅広い適用性
SALD-MS23サンプラーを使用することで、測定範囲はウェット測定で17nm~2500μmです。
例えば、メジアン径50nmのPSL粒子や直径2mmのステンレスボールも1台の分析装置で測定できます。
高感度・高濃度
幅広い粒子濃度条件(0.1ppm~20%)での測定が可能なため、粒子濃度による粒度分布の変化を評価できます。
従来は、遠心分離機による希釈や濃縮により、分析装置の最適条件に合わせて試料の粒子濃度を調整する必要がありました。この場合、凝集や分散といった粒度分布の変化を考慮することができませんでした。
分散や凝集は希釈によって引き起こされることがある。
希釈によって分散が促進される場合もあれば、凝集が生じる場合もある。
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