単個細胞浮遊液用分離機 PythoN™

Singleron PythoN™ Automated Tissue Dissociation Systemは、機械的切断、粉砕、加熱、酵素的解離の4つの解離ステップを統合したシステムです。合理的なワークフローにより、組織を迅速に解離し、高品質の単一細胞懸濁液にすることができます。幅広い用途に使用できるsCelLiVE™組織解離液と使い捨てのPythoN解離チューブを装備しており、組織を自動的に処理して、高生存率で高品質の単細胞懸濁液を得ることができます。精密なデジタル制御モジュールにより、特定の組織タイプに最適な解離条件を素早く探索することができます。 ハイライト 効率的 8サンプル並行処理15 min workflow 加熱、機械的解離、酵素反応をワンステップで行う。 利便性の高い 複雑なワークフロー、タッチスクリーンでスタート 100mg以上のサンプルのシュレッダーは必要なし フレキシブル 200以上の組織型に対応した解離液 10mgからのサンプルサイズに適しています。 インテリジェント シンプルなインターフェースで操作が簡単 プリセットプログラムを内蔵し、調整・保存が可能。 臨床現場では、特定の組織の病理学的特徴を検出するために、しばしば針生検が必要となります。得られた針生検の重量が低いため、シングルセルシーケンスワークフローの課題となることが多い（1つのサンプルの重量は約20～40mg）。今回、Singleron PythoN®を用いて、14mgと33mgのマウス肝組織を処理し、高い細胞生存率と収量を達成しました。これにより、臨床針生検のシングルセルシーケンスワークフローへの応用が可能となりました。