ホットスタートDNAポリメラーゼは室温で30日間安定で、日常的なPCRのニーズに対応します。
耐熱性Taq DNAポリメラーゼFIREPol®の化学修飾ホットスタートバージョン。この酵素は95℃でのプレインキュベーションによってのみ活性化され、反応セットアップ中の低温での非特異的なポリメラーゼ活性を防ぎます。
特異性と感度の向上
プライマーダイマー形成の減少
氷なしで反応セットアップと出荷が可能
製品概要
HOT FIREPol® は化学的に修飾された FIREPol® DNA Polymerase です。室温では不活性で、95℃で15分間インキュベートすることにより活性化されます。これにより、ホットスタートPCRが可能になり、非特異的にアニールされたプライマーやプライマーダイマーによるミスプライミングや伸長を最小限に抑えることができます。ルーチンアプリケーションに推奨(フラグメントは5kbまで)。
5′→3′ポリメラーゼ活性、5′→3′エキソヌクレアーゼ活性、非テンプレート依存性ターミナルトランスフェラーゼ活性を持つが、3′→5′エキソヌクレアーゼ(プルーフリーディング)活性を持たないため、生成物はTAクローニングに適している。
HOT FIREPol®のフィデリティーは、通常のTaq DNA Polymeraseと同様である(ヌクレオチドあたりのエラーレート約2.5 x10-5)。
特性
濃度5 U/µl
ホットスタート:可、95℃で15分間のインキュベーションで活性化
精度は約4 x 104
95℃での推定半減期は1.5時間。
保存および希釈用緩衝液50%グリセロール(v/v)、20 mM Tris-HCl pH
ソースThermus aquaticus DNA Polymeraseの改変遺伝子を含む過剰生産プラスミドを持つ大腸菌株から精製。
提供試薬
HOT FIREPol® DNAポリメラーゼ
HOT FIREPol® 10x バッファーB1
HOT FIREPol® 10x バッファー B2
25 mM MgCl2
10xソリューションS
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