細胞の動きを非染色/非侵襲で定量評価
ライブセルイメージングシステムSI8000は、テレビ(ブラビア™)やビデオカメラ(ハンディカム™)などAV機器で培ってきたソニー独自の動画像処理技術の応用により、細胞の動きを定量化して、細胞の機能を非染色・非侵襲に評価する画期的な細胞分析用ソリューションシステムです。
測定は高性能ビデオカメラでの撮影のみです。従来必要であった専用の培養容器や染色試薬を必要とせず、普段お使いの培養プレートを顕微鏡用培養装置に設置することで、通常の細胞培養環境を保ったまま観測が可能です。
創薬や再生医療の研究などで、細胞に対する染色を避けたい場合においても、細胞挙動にもとづいた解析を非染色で行うことができ、これまで実現できなかった細胞評価を可能にします。
Label-free Assay
ソニー独自開発の「細胞の動き解析アルゴリズム」によりラベルフリーで高速動画像から細胞の動きの定量化が可能に。
Micro Motion Analysis
非染色の細胞の空間+時間情報を、独自の高度な画像処理技術で定量評価。
高い時間分解能と空間分解能までを幅広くカバーし、細胞の微細な挙動から組織レベルの大きな挙動まで対応。
高性能GPU*搭載により高速演算処理を実現
*GPU (Graphics Processing Unit)