SPH1299Q™ V2は、現代のラボの要求に容易に応えることができるリニア駆動の四分液ポンプです。高圧グラジエントポンプSPH1299™ V2と同じ信頼性と実績のある技術をベースにしています。手動でのプライミングやパージが不要、正確で精密な流量制御、容易なメンテナンスなど、優れた独自の機能をすべて備えています。
フレキシビリティとパフォーマンス
SPH1299Q™ V2のような高圧グラジエントポンプは、超高速グラジエントと低いドエルボリュームで知られていますが、低圧グラジエントポンプは、柔軟性に秀でています。SPH1299Q™ V2は、最大4種類の溶媒を優れた性能でブレンドでき、簡単で迅速なメソッド開発が可能です。ポンプヘッドは、高品質の316ステンレス鋼でできており、ハイテクコーティングが施されています。標準のサファイアシートに加えて、ポリマー残渣の蓄積を抑えるジルコニアシートも選択可能です。
主な特徴
信頼性の高い性能
信頼と実績のあるリニアドライブ技術をベースに、2つのポンプヘッドを個別に駆動することで、流量制御とパルス幅の縮小を実現しました。2つのポンプヘッドを個別に駆動・制御することで、流量制御やパルスリダクションの自由度を最大限に高めています。
真の自動自吸
新発想のオートプライミングコンセプトにより、プライミングを完全自動化しました。内蔵のプライムポンプは、溶剤の注入口が空の状態でスタートすると、ポンプヘッドを通して溶剤を吸引します。
簡単で経済的なユーザーメンテナンス
ポンプヘッドを簡単に分解し、シール交換ができるように設計されています。カバーの取り外しや、高価なポンプアセンブリ全体の交換は必要ありません。接続を解除し、取り外し、交換するだけです。
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