高流量分取クロマトグラフィー用Sykam S 3255 UV/Vis検出器は、ルーチン使用だけでなく、高度なオプション機能を必要とする研究用途にも設定可能です。
概要
Sykam S 3255 UV/Vis検出器は、シングルまたはオプションのデュアルチャンネル可変波長検出器で、波長範囲は190~800 nmです。高品質な「ムービングモノクロメーター」光学系により、どの波長でも光エネルギーの損失を最小限に抑え、高感度と安定性を備えたUV/Vis検出器です。
統合された波長プログラムにより、1回の測定で異なる波長を自由にプログラムすることができます。S 3255の特別な特徴は、プログラム可能な遅延機能付き24V出力ステージにより、外部ソレノイドバルブを直接制御できるピーク検出器が内蔵されていることです。Sykam S 6000シリーズの自動三方バルブを追加するだけで、フラクションの回収や溶媒の再利用が可能になります。
分取用フローセルにはステンレス製とPEEK製があります。
技術仕様
検出器
シングルチャンネル、デュアルチャンネル(オプション)
波長範囲
190 - 800 nm
光帯域幅
-
5 nm
波長プログラミング
ランあたり最大10波長
フローセル
分取用ステンレススチール、分取用PEEK、光路長0.5mm、1/8 "標準フィッティング接続
フローセル位置
-
カラム接続が容易なフロントマウントフローセル
ピーク検出器
-
プログラム可能なピークスタート閾値およびピークエンド閾値信号レベル
バルブ制御
ピーク検出器とプログラム可能な遅延による24Vアクティブ・バルブ制御
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