SUCELLは、0.1 µmから約1,750 µmまでのあらゆる種類のサスペンションや安定したエマルションの粒度分析を行うための自動湿式分散ユニットです。HELOSシリーズの全てのセンサーを使用することができ、クローズドループで動作します。
オーバーフローと2つのレベルセンサーを備えたステンレス製の容器で、最大500mlの懸濁液が2つの速度制御スターラーによってホモジナイズされます。懸濁液は、速度制御された静音ペリスタポンプによって、ステンレス製のフロースルー・キュベットを経由して、ベースンに戻されます。
分散液は、テンサイ ドの添加や内蔵の超音波発生装置によって改善することができます。出力は0〜60Wまで1%単位でソフトウェアにより調整可能です。充填、脱気、超音波処理、循環、排水など、すべての機能はアプリケーションソフトで定義され実行されます。運転パラメータは、アプリケーションに応じて個別に定義することができます。
キュベットは簡単に取り外し、分解して洗浄することができます。4mmと2mmの2種類の長さのキュベットがあり、粒子径と濃度に最適に適応させることができます。
乾式と湿式の分散を頻繁に行う場合は、乾式分散器RODOSと組み合わせて、乾湿両用分散器OASISとして使用することができます。RODOS/Lと組み合わせたSUCELL/Lは、HELOSレーザー回折式センサーとQICPICセンサーによる動的画像解析用に設計されており、乾式・湿式分散に追加して粒子形状や粒子径の解析に利用することが可能です。
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