TR72A-Sは、温度は-25〜70℃、湿度は0〜99%RHを高精度に測定・記録することができます。
液晶画面には、2つのチャンネルの現在値、チャンネル1の最高・最低値、チャンネル2の最高・最低値のいずれかを同時に表示することができます。また、アラーム発生時にはLCD上にALMアイコンが表示され、ユーザーに注意を促します。
無線LAN機能を使ってデータをクラウドに自動アップロードすることで、いつでもどこでもアクセスでき、警告通知を受けることができます。USBケーブルでPCに接続すれば、記録データのダウンロードや設定変更が可能です。
デリケートな商品の保管や、恒温恒湿槽を使った試験など、厳密な温湿度管理が必要な場合に最適です。
TR72A-Sは、無線LANアクセスポイントを利用して、記録データや警告通知を当社の無料クラウドサービス「T&D WebStorageサービス」に自動アップロードします。PCからの設定やUSB経由でのデータダウンロードには、当社のWindowsソフトウェア「TR7 for Windows」を使用します。Windows用ソフトウェア「T&D Graph」は、パソコンでのデータ閲覧・解析を容易にします。
スマートフォンやタブレットからBluetooth通信でデータの閲覧や設定ができるモバイルアプリ「T&D Thermo」は、2021年後半にTR72A-Sへの対応を予定しています。