TecanのResolvex®は、MS(質量分析計)のサンプル調製を自動化できる小型卓上 ユニットです。分析対象化合物の濃縮や精製を加圧式で行います。
ガスによる加圧式の固相抽出法(SPE)は、カラムおよびウェルプレートフォーマットにおいて再現性および均一性を最大化します。圧力は、マニュアルまたはプログラムで調整することが可能です。これにより、流速の最適化、処理時間の短縮、そして分析精度の向上を実現します。
質量分析のサンプルのクリーンアップや前処理の工程を改善するため、固相抽出テクノロジーに注目するラボが増えています。 Tecanはお客様と提携し、臨床で重要な分析対象物および抽出のメソドロジーについてMSサンプル前処理ワークフローをより効率的に実現できる自動化ソリューションを開発しています。ガスによる加圧式の固相抽出のため、再現性およびカラムやプレートのウェル間における均一性を最大化します。また、チャネルフローがそれぞれ独立していることにより、プレートの一部のウェルにしかサンプルが入っていない場合でも、均一な加圧によるサンプル処理を行えます。さらに、圧力は、マニュアルまたはプログラムで調整することが可能です。これにより、流速の最適化、処理時間の短縮、そして分析精度の向上を実現します。
自動液体分注
最大 11 のプロトコル溶媒の正確な供給により、無人でもSPE ワークフローが可能です。 Resolvex A200 は、実績のある Cavro® シリンジ ポンプ技術を利用して、純水からヘキサンまでの溶媒を正確に分注します。
タッチスクリーンによる合理的で直感的な操作で、ラボ内の生産性の向上、分析作業工程へのスムーズな連携が可能です。
加圧ガスによるSPE は、カラムおよびウェルプレートフォーマットで最大の再現性および均一性をもたらします。独立したフローコントロールにより、部分的に満たされたプレートまたはカラム構成でも確実な精製が行えます。
プログラムできる圧力プロファイルにより、流速の最適化、処理時間の短縮、分析の精度向上と信頼性が高まります。