ヴァイサラ MMP8の特長は、スマートで堅牢であることです。ヴァイサラ HUMICAP®センサ技術を搭載したこのプローブは、事実上の業界標準となっています。HUMICAP®は、高精度が求められる変圧器、潤滑油、作動油などの液体内の水分計測用に開発され、20年以上にわたってその価値を絶えず証明してきました。
また、MMP8 の強みは用途が広く、有能であることです。オイル内の溶解水分の水分活性(aw)、油中水分飽和度(%RS)、および温度(T)を計測し、変圧器内の絶縁油のppm濃度も計算します。
接続選択肢が豊富であることも、MMP8の強みです。Indigo製品シリーズのひとつであり、主力製品の Indigo520 変換器と完全な互換性があります。ヴァイサラ Insight ソフトウェアに接続することで、データの可視化、プローブの容易な設定、スムーズな校正作業も実施できます。
特長
オンラインの連続計測
計測範囲:-70~+180°C
計測精度:最大 ±0.02aw/2%RS
温度精度:最大 0.1°C
低湿において優れた感度を発揮
トレーサブルな英文校正証明書付き(湿度用5点校正、温度用1点校正)
Modbus RTU(RS-485)による柔軟な接続性
ヴァイサラ Indigoシリーズ変換器との互換性あり
低湿において、優れた感度を発揮
高精度で信頼性の高い計測
MMP8は、現場における15年以上の実績に基づいた最新世代のヴァイサラ HUMICAP® 180L2センサを搭載しています。高精度が求められる、変圧器、潤滑油、作動油などのオイル内水分計測のために開発されました。
広範な計測範囲にわたり、正確で信頼性の高い計測を実現します。変圧器の絶縁油水分計測に通常必要となる低湿環境において、優れた感度を発揮します。
水分飽和までの値を計測
MMP8では、オイル内の水分活性(aw)、油中水分飽和度(%RS)、および温度(T)をセンサによって計測します。水分活性または油中水分飽和度の値によって、フリーウォーター形成のリスクが示されます。このデータは、水の侵入の検知とフリーウォーターの発生の防止が極めて重要な、潤滑油の用途に関連します。水分活性値計測は、オイルの種類や使用期間の影響を受けません。