放射線治療をメインとして、がん治療に関わる一連の情報を統合管理するシステム。
包括的な患者情報管理
放射線腫瘍学(陽子線治療を含む)に対応しており、臨床画像、処方、QA、アウトカムなどのレビューが可能です。また、ICD コードを用いた病名管理、UICC のガイドラインに基づくがんの病期の自動分類や有害事象の登録を支援します。
シームレスな連携
相互運用性に重点を置いているため、治療装置や他の情報システム間で患者データを最大限に活用することができます。HL7 と DICOM を利用して、院内あるいは病院間での患者データの転送や参照に柔軟に対応することができます。
患者データへの迅速なアクセス
患者データへの迅速なアクセスに配慮したユーザーインターフェースにより、治療計画、処方の追加、変更等の作業について、より迅速かつ柔軟に対応が可能です。また、Visual Care Path 機能の搭載により、視覚的に放射線治療業務の把握が可能になり、効率的な管理・運用を支援します。
画像の統合管理
治療計画用の画像、放射線治療システムで取得された IGRT 画像(MV、kV、コーンビーム CT 等)をデータベース化し統合管理を行い、適切な画像誘導放射線治療の実施を支援します
治療進捗の確認
ウェブベースのアプリケーションを用いて、放射線腫瘍医ではない医療従事者が、医療施設の HIS または EMR システム内で、ARIA® OIS 端末を使用せずに放射線治療の進捗状況を確認することができます
放射線治療計画のレビュー機能
当社治療計画用ソフトウェア Eclipse™と統合することにより、相互におけるデータの送受信を不要とし、迅速に治療に必要な情報にアクセスが可能です。Eclipse では、ARIA にて入力した治療方針や処方の情報を直接参照することが可能であり、作成された治療計画データに基づき、ARIA では照射に必要なデータの追加等による、治療の準備を行うことが可能です。