VJインスツルメンツの卓上型フィルムフォーマーコーティングマシンは、経皮吸収型テープ製剤(TDS-パッチ)の開発及び少量生産、また食用フィルムや経口溶解性フィルムバルク(EDF/ODF)をそのまま作成するためのものです。150mm幅のウェブを連続的にコーティングし、ラミネートを行うことができます。
この装置にはコーティングヘッドがあり、そこにコーティングナイフが設置されています。この特殊なツールは、コーティング幅全体にわたって±1%の究極の精度で極めて高い製品品質を保証しており、したがって市場で入手可能な最も低い厚み変動を実現しています。
本機は、1400mm×540mmの大きなマウンティングプレートの裏側に、電気部品やその他の駆動部品をすべて配置したバルコニー方式で構成されています。前面にはコーティングヘッド、ワインダーシャフト、ウェブガイド、ドライヤーキャビンが設置されています。温度設定、ポンプの吐出量、ウェブの速度は機械の上部で調整可能です。このように、機械のすべての機能は、フロントサイド/トップサイドから操作することができます。
基材は、装置の左側に取り付けられた直径3インチの巻き出し軸に塗布されます。そこからウェブは、機械の右側にあるリワインダーによって機械の中を引っ張られます。このとき、ウェブはまず、ナイフが取り付けられたコーティングロールに導かれます。このナイフが、通過するウェブの上に目的の液体を広げます。
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