この新しい寛骨臼カップシステムの開発には、長年にわたる成功したインプラントシステムとさまざまな固定コンセプトの経験、そして最先端の材料とコーティング技術が投入されています。その結果、汎用性の高いセメントレス寛骨臼カップシステム「モービルリンク」が誕生しました。
MobileLink寛骨臼カップシステムには、2種類のバージョンがあります。クラスターホール・プレスフィット・カップとマルチホール・プレスフィット・カップです。どちらのバージョンのシェルも、表面はPlasmaLink、TiCaPダブルコーティング、TrabecuLinkのいずれかを選択できます。
TiCapダブルコーティングは、一次固定用のポーラス面と、当社の骨伝導性2 HXリン酸カルシウムコーティングを組み合わせたものです。この組み合わせにより、一次固定とオッセオインテグレーションが最適になるように設計されています。
また、トラベキュリンクの3次元構造は、孔径、空隙率、構造の深さにより、構造を覆うタンパク質層(フィブロネクチン-ビトロネクチン-フィブリノーゲン)の要件を考慮し、骨伝導と微小血管の形成を促進する優れた基盤を提供します。
MobileLink寛骨臼カップシステムは、セラミックまたはUHMWPEのインサートと組み合わせて使用することができる。UHMWPEインサートには、X-LINKedとE-DUR(X-LINKed、Vit-E PE)バージョンがある。UHMWPE製インサートはすべて、標準バージョンと、脱臼防止機能付きがあります。モービルリンク寛骨臼カップシステムは、モジュール式のオフセットおよび/またはインクリニングケーシング/インサートアダプター(Face Changer)と組み合わせることが可能です。このアダプターは、再置換術の際に解剖学的構造の復元を可能にします。さらに、このアダプターにより、関節形成術の再置換術においてセラミックインサートの使用が可能になります。
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