汎用性の高い寛骨臼カップシステムと共有の基本インスツルメントセットによる術中の柔軟性
50mm/36mmのセラミック/セラミックとのトライボロジーペアリング
低侵襲なインプラントが可能
コンビカップシステムのベースとなる寛骨臼カップファミリーは、1999年にジャコメッティ・チェローニ教授(ガレアッツィ研究所、ミラノ)との共同開発で誕生しました。この開発の目的は、股関節の安定性の向上、人工股関節の脱臼リスクの低減、関節コンポーネントの摩擦特性の最適化でした。
コンビカップシステムは汎用性の高い寛骨臼カップシステムで、コンビカッププレスフィット寛骨臼カップ、コンビカップスクリューイン寛骨臼カップ、コンビカップリビジョン寛骨臼カップから構成されています。寛骨臼カップは、BIOLOX delta*セラミックのほか、PEやX-PE(架橋型UHMWPE)製のインサートと組み合わせることが可能です。さらに、コンビカップリビジョンシステムには、様々な解剖学的状況に対応するためのニュートラルアダプター、ラテラルアダプター、アングルアダプター(フェイスチェンジャー)が含まれています。
インテリジェントに設計され、感覚的に段階的に調整できるオプションにより、ほぼすべての解剖学的状況に対応した再建が可能です。さらに、同一の寛骨臼カップインサート、共有の基本器具セット、特定の追加器具が、術中の柔軟性と無駄のない在庫を保証します。
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