Waters タンパク質標準試料により、研究開発にかかる貴重な時間を節約できます。これらの特別に配合された事前パッケージ化標準試料を使用することで、タンパク質分析を容易かつ確実に行えます。Waters バイアルに事前パッケージ化されたタンパク質標準試料は、直接溶解でき、使いやすいと同時にサンプルの損失と不一致が最小限に抑えられます。
Waters タンパク質標準試料およびタンパク質混合液は、Waters タンパク質カラムおよびシステムソリューションを補完し、システム性能の評価、バリデーション、性能評価をサポートするように設計されています。ウォーターズの製造および品質管理試験手順では、各標準試料が関連システムでの同じ機能仕様試験およびカラムでバッチテストされるため、アプリケーションの要件が何であれ、バッチ間およびカラム間で一貫した性能が得られます。
概要
受領時にタンパク質カラムの性能を検証して、バッチ間およびカラム間で一貫した性能を確保
カラムの状態をモニターし、カラム寿命を延長
検証済みカラムで得られたデータについて確信が得られる
分離において問題が発生した場合のトラブルシューティング
ヒト化 mAb 質量チェック標準試料のインタクトプロテイン分離
LC-MS によるインタクトプロテインの分析は、バイオ医薬品の特性解析、特にモノクローナル抗体(mAbs)に適した方法です。mAbs 分析では、インタクト質量情報の取得、配列および翻訳後修飾の迅速な確認、製品関連不純物の調査が可能です。ウォーターズは、このアプリケーション領域をサポートするために、LC-MS 手法の性能評価、異なる装置やラボの間での習熟度試験、インタクトプロテイン分析へのシステム適合性の確認に使用できるヒト化 mAb 質量チェック標準試料を設計しました。このタンパク質標準試料は、マウス細胞株で発現したヒト化 IgG1κ である NIST レファレンス物質 8671(NIST mAb)を安定化および凍結乾燥したものです*。
mAb サブユニット標準試料を使用したサブユニット分析
Waters mAb サブユニット標準試料は、LC 手法および LC-MS 手法の性能評価、異なる装置やラボの間での習熟度試験、システム適合性試験に使用できます。この標準試料は、マウス細胞株で発現したヒト化 IgG1к を還元し、IdeS 消化したものである NIST レファレンス物質 8671(NIST mAb)をろ過し、安定化したものです。各バイアルには、約 25 μg の標準試料が入っています。