サル痘ウイルス(MPXV)を、リアルタイムPCR技術を用いて、疑いのある患者の皮膚病変から定性的に検出するための体外診断用医療機器。
特徴
- TaqManプローブテクノロジーによる高い感度と特異性
- 70分以内のリアルタイムPCR反応
- ウラシル-DNAグリコシラーゼ(UDG)システムによるコンタミネーション防止
- L.o.D.≥5コピー/反応で優れたパフォーマンス
サル痘はウイルス性人獣共通感染症(動物から人に感染するウイルス)であり、臨床的な重症度は低いものの、過去に天然痘患者に見られた症状と類似している。1980年に天然痘が根絶され、その後天然痘ワクチン接種が中止されたため、サル痘は公衆衛生上最も重要な正痘ウイルスとして登場した。サル痘は主に中央アフリカおよび西アフリカで発生し、熱帯雨林に近接していることが多いが、都市部での発生も増加している。動物の宿主には、さまざまなげっ歯類やヒト以外の霊長類が含まれる。
内容
- 2倍反応混合液
- 4 - X - プライマー/プローブミックス
- 陽性コントロール
- ヌクレアーゼ - フリー - 水
- 使用説明書
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