TT3 Rapid Quantitative Test
TT3は、甲状腺ホルモンが様々な標的臓器に行う主なホルモンです。血清TT3濃度は、甲状腺の機能をよりよく反映しています。TT3は、初期の甲状腺機能亢進症の重要な指標であり、再発した甲状腺機能亢進症や偽性甲状腺中毒症のモニタリングにもなります。
臨床的意義
総T3値や遊離T3値が高い場合は、甲状腺機能亢進症である可能性があります。T3値が低い場合は、甲状腺ホルモンが十分に作られていない甲状腺機能低下症の可能性があります。
T3検査の結果は、T4およびTSH検査の結果と比較して、甲状腺疾患の診断に役立てられます。
使用目的
T3検査は、甲状腺ホルモンが過剰に作られる甲状腺機能亢進症を診断するために最もよく使われます。T3検査は、T4やTSH(甲状腺刺激ホルモン)検査と一緒に行われることが多いです。
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