Tapered Screw-Vent®のスレッドは120°間隔で始まる3本のスレッドによってトリプルリードスレッド(3条ネジ)が形成されています。
各スレッドは深さが0.35mmでピッチは1.8mm(0.6mm×3)となっています。
このトリプルリードスレッドにより通常のシングルスレッドと比較し、3分の1の回転数で埋入することが可能です。
Tapered Screw-VentにはMTXサーフェスとMP-1 HAコーティングの2種類、Screw-VentにはMTXサーフェスが用意されています。
各スレッドは深さが0.35mmでピッチは1.8mm(0.6mm×3)となっています。
MTXサーフェスとは、HA結晶顆粒を用いてグリッドブラスト処理を行い、フィクスチャー表面を表面粗さ1~2μmのマイクロピット状に加工した表面処理のことです。ブラスト処理で残留したHAは酸処理にて溶解し、蒸留水を用いて洗浄を行いますのでクリーンな状態に保たれております。
MP-1 HAコーティングとは、プラズマ溶射法により形成されたHAコーティング層をZIMMER DENTAL独自のMP-1処理によりHAの結晶率を96%にまで高めた表面処理のことです。
96%に高められた結晶率により、溶解、消失に対して高い抵抗値を示します。表面粗さは約4.9μmで、コーティング層の厚みは約50μmです。
嵌合方式」が他社とは違います。
Zimmerの特許取得技術であるFriction-fitを採用したインターナル Hexコネクションはその独自のデザインにより歯槽堤にかかる荷重を軽減し、アバットメントスクリューの緩みを抑える事により骨レベル維持のための良好な状態をつくります。
Platform Plus Technology
Zimmerの Tapered Screw-Vent®インプラントシステムにはPlatformPlusTechnologyという独自の機能を備えていて、長期的な歯槽堤維持のための良好な状態を作ります。
Lead-in Bevel:フラットなコネクションに比較して水平方向の応力を低減するようにデザインされています。
Friction-Fitコネクション:スクリューの緩みにつながるアバットメントのマイクロムーブメントを低減します。
1.5mm Deep Internal Hex:アバットメントのリテイニングスクリューを過度の荷重から守り、咬合圧をインプラントの奥深くへ分散します。