診療を新たな次元へと導くプラットフォームを想像してみてください。それは、患者さまとの関係強化とデジタルワークフローの促進につながるものです。iTeroエレメントは、単なる口腔内スキャナーではありません。3Dデジタル印象、口腔内カラー写真、および近赤外光画像(NIRI)を一度の撮影で同時に記録できる、ハイブリッドな性能をもつ歯科用画像取得システムです。さらに、タイム・ラプスを利用して経時的変化を記録することで患者さまの理解度を促進させることもできます。
NIRI技術を搭載した3D口腔内スキャナー
近赤外光画像(NIRI)技術により、診療の視覚化がグレードアップします。患者さまの歯牙の内部構造をリアルタイムでスキャンしデータ化することで、医院のデジタルワークフロー促進をサポートします。
患者さまの歯牙をスキャンし、包括的な予防や補綴治療のオーラルケアに活用できます。
定期診察時に、隣接面う蝕発見の助けになるほかモニタリングに活用できます。
A. 歯牙の表面にワンドを置く
B. 歯牙のエナメル質が近赤外線波に対して黒っぽく見える
C. 近赤外光の透過を阻害する象牙質やう蝕などは白っぽく映る
簡単な操作による視覚化機能の3Dデジタル印象
3Dデジタル印象、NIRI画像および口腔内カラー写真をたった1回のスキャンで取得し、診断と治療のワークフローをサポートします。
先進的な視覚化ツールにより、患者さまは自身の口腔内の状態についてリアルタイムで知ることができます。
石膏模型をスキャンしてデータ化することで保管スペース・費用の削減が可能。スキャンデータはクラウド上に保管することができ、データ容量に制限はありません
視覚化機能の強化により、オーラルケアは一歩先の時代に
3D画像を取得すると同時に、NIRI画像や口腔内カラー写真と並べて比較することができます。
3D画像を回転させると、NIRI画像も同時に回転するため、複数の角度からう蝕の発見をサポートします。
タイム・ラプスで口腔内の経時変化を視覚的に確認することができます。
歯牙摩耗、歯牙移動あるいは歯肉退縮の進行など、患者さま自身の口腔内の状態の変化を患者さまに示すことができます。
患者さまに治療計画を理解頂き、長期的に良い影響を与える習慣のサポートをします。
歯科技工所との連携や補綴治療の効率性を改善します。
歯科技工所ネットワークを活用し、インプラントやデジタル治療計画のための一連の補綴ソリューションを提供します。
補綴STLファイルを歯科技工所に直接送信するか、クラウドからエクスポートします。
STLファイルをサードパーティのCADソフトウェアにエクスポートし、迅速で正確なチェアサイドでの補綴物加工を実現します。
患者さまのコンプライアンス向上のためのモニタリング補助ツールとして活用いただけます
プログレス・アセスメントを利用して、具体的な治療計画に対して、実際の治療の進捗状況を患者さまに表示します。このツールをリアルタイムで利用し、コンプライアンスの問題や次回の診療時に期待できる成果について話し合うことができます。
アウトカム・シミュレーターを利用し、患者さまは治療結果のシミュレーションをビジュアル情報として簡単に見ることができます。(矯正治療専用機能