全ゲノムバイサルファイト(WGBS)ライブラリー調製を4時間未満、1チューブで実施。
正確なメチル化コールのためのライブラリー調製バイアスの低減
あらゆる生物種から再現可能なゲノムカバレッジ(哺乳類サンプルで90%以上のCpGサイトを検出)
概要
Zymo-Seq WGBS Library Kitは、1本のチューブで全ゲノムバイサルファイト(WGBS)ライブラリー調製が可能な唯一のキットです。Zymo-Seq WGBS Library Kitにはタグメンテーション技術が組み込まれており、従来のライゲーションベースのライブラリー調製法で必要であった面倒な断片化、酵素処理、クリーンアップのステップを省くことができます。この合理化されたワークフローは作業時間を最小限に抑え、高スループットアプリケーションに理想的な選択肢となります。Zymo-Seq WGBSライブラリーを調製するには、まずインタクトなゲノムDNAをバイサルファイト変換する。その後、以下のライブラリー調製手順が1本のチューブで完了する:(1) 第2鎖合成、(2) タグメンテーションによるアダプター化、(3) ライブラリーの増幅とインデキシング。精製後、ライブラリーはIllumina装置でシーケンスする準備が整います。
WGBSは、すべてのシトシンについて塩基レベルのメチル化を定量できるため、DNAメチル化研究のゴールドスタンダードです。Zymo-Seq WGBSライブラリーキットは、CG、CHG、CHH部位の全ゲノムメチル化コールにおいて、あらゆる生物種に最適です。Zymo-SeqライブラリーからヒトおよびマウスCpG部位の90%以上を検出できます。
DNAインプット - 最適な結果を得るためには、100 ngの高品質なインタクトなゲノムDNAをインプットとして使用する。
プロトコールは10 ng~100 ngのインプットに対応している。DNAは酵素阻害剤やRNAの混入がないことが望ましい。DNAは水、TE、または低塩緩衝液に懸濁することができる。
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