蛍光ビデオカメラ

ライカ脳神経外科手術用顕微鏡システムに搭載された FL800は、最新技術を統合して蛍光による卓越した脳血管内の造影像を提供します。術者は、術中に脳血管の灌流範囲や開存性を顕微鏡の接眼レンズ、または、ビデオモニターで直接観察することができます。 ライカ FL800は蛍光試薬ICG（インドシアニングリーン）とともに動脈瘤手術に新たな可能性をひらきます。 血流をリアルタイムに観察 顕微鏡下、術中の血流をリアルタイムに観察できるため術者は血管の灌流をその場で確認することができます。 照明モードもワンタッチ切り替え 通常観察用白色光と蛍光観察用近赤外線との切り替えは、顕微鏡のハンドルグリップのボタンひとつで簡単に行えます。 さらに観察機能をパワーアップ ライカ　M525/M520 ...

... 5-ALAによるFL400蛍光は、腫瘍組織と健常脳組織の鑑別を可能にし、正確な切除をサポートします。 悪性神経膠腫を切除する場合、脳組織への影響を最小限に抑えながら腫瘍細胞を最大限除去することが、患者の最適な転帰の鍵となります。そこで、FL400蛍光がサポートします。活性物質である5-アミノレブリン酸（5-ALA）との組み合わせにより、腫瘍の塊と縁の両方をより簡単に識別することができます。視覚的な情報が増えることで、自信を持って切除を行うことができるようになります。 赤く光っていれば腫瘍 FL400ブルーライトモードでは、神経膠腫の細胞を明るく高コントラストで観察することができます。これにより、腫瘍の断端が明確になり、リアルタイムで確実な切除を行うことができます。 どのように作用するのですか？ 手術前に5-アミノレブリン酸（5-ALA）溶液を飲んでいただきます。5-ALAは神経膠腫細胞に選択的に取り込まれ、蛍光性のPPIXに変換されます。 手術中は、ボタンをクリックするだけで、FL400モジュールを起動させることができます。 FL400モジュールは、強く均質な青色の励起光と、調整された観察スペクトルを提供します。 腫瘍内のPPIXはピンクがかった強い赤色に輝き、腫瘍細胞と健康な組織を明確に区別することができます。 簡単な操作で中断なく作業ができる 白色光から青色光への蛍光モードの切り替えや、蛍光モード間の切り替えを素早く簡単に行うことができ、ワークフローを中断させません。 FL400は顕微鏡と一体化しているため、観察モードの変更はハンドグリップやフットスイッチのボタンをクリックするだけです。 ...